cekitay
セキテイ
艶と色のない、しっとりとした手触りの器は「石」を感じさせ、卓上に「石庭」が立ち現れます。
玉砂利の「えん」と「せん」の紋様は、器の表面にやわらかな陰影を生み、静謐な空間と安らかな時間を創り出します。
職人の技術が光るcekitay
古くから焼き物の産地として有名な岐阜県多治見で、職人が一つ一つ丁寧に仕上げます。
受賞歴
cekitayのテーブルウェアは、グッドデザイン賞を受賞しました。
2016年 グッドデザイン賞受賞
はくさ
石庭に敷かれた白砂の濁りのない「白」を表現しています。
白磁をビスク(無釉薬)で仕上げた表面は、触れた口と指先にしっとりとした質感が伝わり、艶のない世界に柔らかな陰が生まれます。
いし
土も釉薬も艶の消されたグレーは、石庭に配された「石」を表現しています。
グレーの土とつや消し釉は微妙に質と色が異なり、淡い陰を作ります。
Product
えん プレートM
無料ラッピング
熨斗や包装紙でのラッピングを無料で承ります。
また、ご注文確定後、最短で翌営業日に出荷いたします。お急ぎの場合もご相談ください。
Making
京陶窯業(岐阜県多治見)
洗練された造形が求めた技術
艶と色のない世界。
一聴すると冷ややかな印象を持つ言葉ですが、艶と色はなくともその表面の柔らかな陰影が静謐な空間と安らかな時間を感じさせる器が「cekitay-セキテイ-」です。
無釉の「はくさ」、マット釉の「いし」、セキテイの洗練された造形が求める高い精度は、京陶窯業でなくてはなしえない技術の結晶です。
常に向上される技術力に支えられている「cekitay」
2000年に導入した陶器の焼成炉の一種「ローラーハースキルン」は、通常の1/3から1/4の時間で焼成できる長所のほかに、炉内の温度を均一に保てることで色ムラを抑えて、美しく焼き上げることできるという特徴を持っています。
他の窯では黄色みがかる白色もこの窯は美しく焼き上げるので、セキテイの凛とした佇まいを表現するにはなくてはならない存在と言えます。
DESIGNER
山田 佳一朗 KAICHI DESIGN
1997年武蔵野美術大学を卒業後、同研究室助手を経て2004年よりKAICHIDESIGNを主宰。
考える人、作る人、伝える人、使う人と共に考え、関わる人が生き活きと生活できるよう活動している。
主な活動に角館伝四郎、ひきよせ、リビングトーク、イストクのブランディング、KOTORI(アッシュコンセプト)や酒器だるま(セラミック・ジャパン)等のプロダクトデザイン、EDITORYのインテリアデザイン、和香味のグラフィックデザイン等。
グッドデザイン賞(2004/’11/’13/’14/’16)、red dot design award(2010)、Design for Asia Award(2012 香港)、Tokyo Business Design Award 2013 優秀賞 等受賞。
A Dream Come True(ミラノ、2007)、現代のプロダクトデザイン(東京国立近代美術館、2013)等出展多数。
せん プレート L