HASU ハス 蓋付重ね中鉢 12cm(白貫入)
品番:THS204OW
商品説明
瑞々しい蓮のように美しい中鉢
貫入の無数の繊細なひびが美しく文様を描き、また艶のある表情は、卓上に潤いを与え、盛られた料理を鮮やかに引き立てます。
12cmのHASUの中鉢は前菜や副菜を盛り付けたり、重箱のように重ねて使うことができます。食材を入れたまま冷蔵庫に収納し、そのまま食卓に出すことができます。
フタは小皿や箸置き、カトラリーレストとしても活用でき、フタのくぼみを合わせるとスプーンを入れたまま収納することができます。スプーンを入れない時は、切れ目をずらすと穴がなくなり、閉じて収納できます。
サイズ・商品詳細
サイズ:W12×D12×H6.5cm
生産国:日本(愛知県瀬戸)
お手入れ・ご注意
お手入れについて:
以下の手順で「目止め」を行うと、陶器を長持ちさせるのに効果的です。
1、お鍋に器と米の研ぎ汁(小麦粉を溶いた水でも可)を入れ、沸騰させてから20分ほど煮ます。
※米の研ぎ汁は完全に器が浸かる量を入れてください。
2、そのまま冷ましてから、水洗いをしてください。
3、洗った後は水気をよく拭き取り、完全に乾かしてから収納してください。
・貫入商品のため、食材等の水分や油などで変色する事がありますが、釉薬の特徴ですので品質に問題はありません。
・ご使用後もすぐに洗い、水気を拭き取ることをおすすめします。
配送・納期
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HASU / ハス
ハスが並べられた卓上には池の風景が広がり、食卓を瑞々しく彩ります。
蓋付重ね鉢の皿と鉢は互いに重ねることができ、フタは皿としても使えます。
また、容器と皿の高台に設けられた切れ目によって、スプーンを入れたまま蓋をして収納できます。
皿の切れ目は箸置きやカトラリーレストの役割も果たし、機能と意匠を兼ね備えています。
緑貫入
澄んだ緑釉は瑞々しさを湛え、卓上に潤いを与えます。
艶のある表面は盛られた品を映し出し、鮮やかに引き立てます。
白貫入
白貫入は柔らかな白の上に、無数の繊細なヒビが美しい紋様を描きます。
皿と鉢は互いに重ねることができ、フタは皿としても使えます。
水貫入
水色から紺への移り変わる透明感のある青は、蓮が浮かぶ池の水面を表現しています。
その鮮やかな色彩は卓上を涼やかに演出します。
青貫入
透明感のある深い青は瑞々しさを卓上に潤いを与えます。
艶のある表面が卓上を鮮やかに引き立てます。
MAKING
器に生を与える職人の釉
器は生きている。
意図して表面にヒビを発生させる技術「貫入(かんにゅう)」は、器を焼く際に生地とその上に掛けるガラス釉の収縮率の違いによって起こる現象を言います。
貫入は焼き上がりで止まるのではありません。日々使っていくうちに少しずつ増えていくのです。
昨日までなかった新たな線を発見すると日々成長する生き物のようだと感じると同時に、暮らしを共にする仲間のように器が愛おしく思えてきます。
繊細なガラス釉薬でHASUを表現
施釉はまずガラス釉の濃度の確認から始まります。
計測器の数値だけではよしとせず、必ず釉に素手を入れて動かした感触で確かめるのは、釉薬の厚みによって貫入の入り方が左右されるため。濃度の確認は大事な工程の一つです。
そして焼成も繊細です。
特に緑色は焼成工程でまわりに色を移してしまうので、窯の中に緑色専用の場所を確保します。
しかも窯いっぱいに詰められないので一度に焼ける量が他に比べて少ないのです。
「HASU-ハス-」がスタッキングできるのは、釉薬の厚さだけでなく、焼きも均一だからこそ。
精度の高いものづくりへのこだわりが感じられる器です。
さらにハスはこれまでガラス釉を施したどの器よりも薄いのです。
とてもデリケートな器であると職人は語ります。
HASU ラインナップ
Designer
山田 佳一朗
KAICHI DESIGN
1997年武蔵野美術大学を卒業後、同研究室助手を経て2004年よりKAICHIDESIGNを主宰。2011年より「花ノ停留所」で花屋を、2017年より「花住荘 -KASUMISO-」で賃貸住宅を運営。考える人、作る人、伝える人、使う人と共に考え、関わる人が生き活きと生活できるよう活動している。
主なデザイン活動にイストク、リビングトーク、角館伝四郎、ひきよせなどのブランディング、GEMINI(blocco)、KOTORI(アッシュコンセプト)、酒器だるま(セラミック・ジャパン)等のプロダクトデザイン、COEDOの屋台、EDITORYのインテリアデザイン等。
グッドデザイン賞(2004/’11/’13/’14/’16/‘18/‘19)、red dot design award(2010 ドイツ)、Design for Asia Award(2012 香港)、Tokyo Business Design Award 2013 優秀賞、ウッドデザイン賞(2015/‘17)等受賞。A Dream Come True(ミラノ、2007)、現代のプロダクトデザイン(東京国立近代美術館、2013)等出展多数。